読書

かずといずみ「貧乏姉妹物語(3)」(小学館) アニメ化されている真っ最中に出版されたということでまさにナイスなタイミングでしたね。今回の内容はいつもより少しだけシリアス。「別離」について切り込んでくる描写が多めです。まぁ、それでも読んでしま…

柳田理科雄「空想科学読本5」(メディアファクトリー) これは懐かしい。「Dr.柳田の科学的青春」以来すっかり著者の名前を見なくなったのでどうしているのかと思ったら、「空想科学読本」の方の続編が出ましたよ。これを最初に読んだのが中学生の頃だった…

安田輝男「あの広告コピーはすごかった!」(中経出版) 以前「あの広告はすごかった!」という本を読んだのだけれども、今回は広告の中でもコピーに焦点をしぼっています。細かい解説も入っていて、なかなか面白いのですが、前著と被っているコピーが多いの…

天野こずえ「ARIA(9)」(マッグガーデン) なるほど、火星に住むようになったら、フォボスとダイモスが月になるんですね。 ということは、天王星に住むことになったら、 A:「あ、ジュリエットが出てきた」 B:「そこにオフィーリアがいるぞ」 C:「…

飯田弘之「コンピュータは名人を超えられるか」(岩波書店) コンピュータ将棋の基本的なところの解説。 そういえばフェアリー詰将棋の解図プログラムは無いのかなぁ。そもそも個人で作成できるようなレベルのものなのでしょうか。 五味太郎「日本語擬態語辞…

桂文珍「新落語的学問のすすめ」 齊藤良輔「しゃれ・ことば―言語遊戯クロニクル―」(未来社) これは名著、ネタの宝庫。 惜しむらくは、ネタが2つ既出だったこと。

瀬川昌司「泣き虫しょったんの奇跡」(講談社) 先日、アマチュアから編入試験を経てプロ棋士になった瀬川氏の自伝。読み出すと止まらず、一気に読んでしまった。こういう経験は久しぶりだ。 子供の頃のライバルの話、奨励会に入ってからの苦闘、奨励会を退…

椿いづみ「親指からロマンス(6)」(白泉社) モノの名前を極める会「これってなんていう?大辞典619」(宝島社) 柏原麻実「宙のまにまに」(講談社) 「ARIA OFFICIAL NAVIGATION GUIDE」(マッグガーデン) 「宙のまにまに」が個人的にヒット。そういえ…

久米田康治「さよなら絶望先生 第四集」(講談社)

各務三郎編「世界ショートショート傑作選2」(講談社文庫) ストックトンの「女か虎か」を読んでみようと思って検索したら見つかった。こんな本があったとは。

若島正「盤上のファンタジア」(河出書房) ようやく並べ終わったのだけれども、これはもう何と形容したら良いのだろう。私が知っているのは詰将棋のほんの一片だったということを思い知らされた。予想外の展開を見せる一問目の一手詰から始まり、少ない駒数…

原田康夫「最強の詰将棋200題」(梧桐書院) どういう具合に「最強」なのかは知らないが、短編詰将棋を200問収録している。ボチボチ読んでいたせいでやたらと時間がかかってしまった。現在はもう一冊のほうを読んでいるところ。 J&Lパブリッシング「意外な話…

ウィリアム・パウンドストーン「大秘密」(ハヤカワノンフィクション文庫) 「コカ・コーラの謎のレシピの正体は何なのか?」「ロールシャッハテストを受けて出来るだけ正常だと診断されるためにはどう受け答えすればいいのか?」「レコードを逆再生すると隠…

高神覚昇「般若心経講義」(角川文庫) 般若心経の音読はしばしば行うのだが、意味をよく知らなかったので読んでみた。あまり肩は凝らないが含蓄のある内容である。般若心経というから当然仏教なのだが、何故かキリスト教などの異教の話題がしばしば出てくる…

巖谷國史「シュルレアリスムとは何か」(ちくま文庫)

門脇芳雄編「続・詰むや詰まざるや」(東洋文庫) ということで、この欄にも載せてみた。江戸の詰将棋黎明期から昭和中期までの古典詰将棋を200局収録している。さすがに解けないので並べているだけなのだが、それだけでも面白いわけで、気が付けばここ数日…

天野祐吉「私のCMウォッチング'86〜'88」(朝日新聞社) 朝日新聞に週刊で連載されていたコラム集。前回読んだエッセイのように毎週一つのCMを取り上げて……といった形式があるわけではなく、ある時はいくつかのCMを肴にして、ある時は読者からのお便り…

山崎浩一「平成CM私観」(講談社) 平成元年から平成3年にかけて放映されたCMに関するエッセイ集。割と毒舌である。見開き2ページで一つのCMを俎上にあげ、世相と一緒に斬っていくような具合。 とりあえず怖いCMに限定して取り上げることにするけ…

浦野真彦「5手詰ハンドブック2」(日本将棋連盟) 以前読んだ「5手詰ハンドブック」の続編にあたる詰将棋集。実戦形の5手詰が200問収録されており、ボリュームは十分。スラスラ解けることもあって、暇を見つけては解くようにしていたら3日で解ききった…

森信雄「なめたらあかん三手五手」(講談社) 「あっと驚く三手詰」の続編にあたり、三手詰が80問、五手詰が120問収録されている。手数は短いけれども、歯応えのある問題が多く、最後まで解ききるのに時間がかかった。 それにしても最近は詰将棋ばかり解いて…

江戸川乱歩「貼雑年譜」(講談社) 江戸川乱歩のスクラップブックである。新聞の切り抜き、手紙、メモ、写真など雑多な記録が挟み込まれており、それに自ら説明を施している。眺めているだけで随分面白い。自らの作品が映画化されたときなどにはきちんとその…

伊藤果「詰将棋の創り方」(日東書院) 詰将棋の問題集は数あれど、創り方を解説した書籍ということになるとなかなか珍しいのだそうで。これは、そんな数少ない書籍の一つである。基本的な作り方の解説から、実際の創作の過程に至るまで、かなり詳しく解説し…

大和田秀樹「大魔法峠」(角川書店) 大和田秀樹「超大魔法峠」(角川書店) 何といえば良いのだろう……ううむ……何ともいえない。要するに魔法少女モノにありがちな展開へのアンチテーゼなのだろうけれども、どう説明すればいいのかが分からない。簡単に言え…

梅田望夫「ウェブ進化論」(ちくま新書) タイトルどおり、GoogleやAmazonなどの新興(?)事業を中心に取り上げ、Web2.0などのここ最近のブレイクスルーについて解説している。第四章のブログ論などがなかなか面白い。あまり細かいところを知っていない話題…

セブンワンダーズ(長門勇人・仲野隆也)「つい誰かに出したくなる○×クイズ777問」(ごま書房) タイトルどおり○×クイズが777問。著者名を見ればそのクオリティは推して計るべし。これだけ○×クイズだけ解くというのは「ウルトラクイズ虎の巻」以来かな。…

天野こずえ「浪漫倶楽部(1)」(マッグガーデン) 学校内で起こる「不思議事件」を解明するために結成された「浪漫倶楽部」という名の部活の物語、と言ってしまうとありがちな設定のようだけれども、それは作者のテイストでカヴァー。むしろ、そこが命。 連載…

浦野真彦「5手詰ハンドブック」(日本将棋連盟) 名前の通り「5手詰」の詰将棋だけを200問収録した問題集。実戦形で取っ掛かりやすいのが良いし、内容もかなり歯応えがある。一にらみで解ければもちろん嬉しいわけだし、散々悩んで解けるのもまた楽しいも…

天野こずえ「ARIA(7)」(マッグガーデン) 天野こずえ「ARIA(8)」(マッグガーデン) さて、なんだかんだ言って全部読んでしまったわけだが、これからどうしようか。

天野こずえ「ARIA(5)」(マッグガーデン) 天野こずえ「ARIA(6)」(マッグガーデン) 「さういうものに私はなりたい」ってか……

茂木健一郎「ひらめき脳」(新潮新書) 天野こずえ「ARIA(3)」(マッグガーデン) 天野こずえ「ARIA(4)」(マッグガーデン)