高神覚昇「般若心経講義」(角川文庫)


般若心経の音読はしばしば行うのだが、意味をよく知らなかったので読んでみた。あまり肩は凝らないが含蓄のある内容である。般若心経というから当然仏教なのだが、何故かキリスト教などの異教の話題がしばしば出てくるのも面白い。普遍的なことについては何処の宗教でも同じということか。