アニメ化されている真っ最中に出版されたということでまさにナイスなタイミングでしたね。今回の内容はいつもより少しだけシリアス。「別離」について切り込んでくる描写が多めです。まぁ、それでも読んでしまうんですよね。それにしてもこの姉妹は私が持っていないものをいくつ持っているんでしょうか……

とうとう終わってしまいましたか。いや、雑誌連載はとうの昔に終わっているのですが、コミックスでも終わってしまうとなると、これはなかなか寂しいものがありますよ。
アニメでは梢が多重人格になった理由は両親が事故死したためということになっていましたが、原作はちょっと違いましたね。まぁ、実際のところ多重人格の原因としては精神的ショックより虐待のほうが多いですし……とにかく、ハッピーエンドで終わってよかったです。
それより部長……いや、エリカ・バーミリオン嬢の進路がまさに適材適所。鳴滝荘の住人を占ったときにはかなり辛口だったのに、年月が経ってみればお客の運勢を褒めちぎっているあたり、彼女の成長を観た気がします。