加藤九段が朝日新聞日曜版に連載していた詰将棋のうち123題をまとめたもの。収録されている作品はいわゆる実戦詰将棋で易しいですが、手筋がちりばめられており適度に歯ごたえがあります。

初心者向けの1手詰〜9手詰が200問収録されています。この本の珍しいところは手数表記がないところ。そのため、難易度が低いからと油断すると「7手詰かと思ったら9手詰だった」などということもあり、なかなか気が抜けません。

新刊です。「火種」というタイトルなので何か波乱があるのかと思いきや過去の波乱話でした。知弦ではなくて真冬がノートを発見していたら別の方向にストーリーが進んでいたんでしょうか………。修学旅行話は学園モノの定番ですが、個人的には主人公が正体に気付いたかどうかが気になるところ。

まほらば」の小島あきらの新刊。テイストは変わっておらず安心して読めますが、作者の体調不調のほうが心配です。
そういえば、「まほらば」がアニメ化されたのはもう5年も前の話なんですね。久しぶりに通して観たくなってきました。