山田真哉「女子大生会計士の事件簿 DX.1ベンチャーの王子様」(角川文庫)
女子大生ながらバリバリの会計士である藤原萌実と、入所したばかりの新人会計士柿本一麻が、仕事の現場でさまざまな出来事に遭遇するという小説。頼りない主人公と頼りがいのあるお姉さんのドタバタといったところ。
ただし、内容はガチンコ。「バトル」というほどではないけれども、次々起こる出来事を通して会計の仕組みが非常に分かりやすく解説されている。
そういえばこの作者は『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の作者でもある。あれもなかなか面白い本だった。立ち読みしかしていないが………