話は変わりまして、吉祥寺の某ゲーセンにおけるQMA6の稼働が今日までということで最後のプレイをしてきました。トーナメントを3プレイ行い、最後は決勝で1.3点差で優勝、無事に有終の美を飾りました。
聞くところによればQMA7ではメインキャラクターの相当数がリストラ、マラリヤも例にもれずリストラ対象になってしまい、どうしたものかと思っているところです。


前回の更新に続いて、オープンに関するよしなしごと。
オープンに関しては問題集を出すらしく、そちらでおそらくコラムを書くことになると思うので一つだけ、コース別のペーパーについて。
おそらく誰が見ても一目瞭然でしょうが、あのペーパーは基本的にやりたい放題やっています。そのため、一人だけ「50点満点」ではなく「1問3点で50点で打ち切り」という特殊な配点になっています。とはいえ、本当にやりたい放題やったわけもなく、自粛した問題も多いです。実際、ペーパーの最終問題は本来別の問題を出題する予定でした。しかしながら、諸々考慮したうえで没にしたのです。全部書いてしまうと長くなるので、とりあえず問題文のみ載せます。

【ペーパークイズ最終問題(案)】


・以下の文章を読み、劇中において提示されている「事件」の真相について説明してください。
・文章に明示されている情報のみを元に推理してください。論理的に存在を証明できる場合を除いて、明示されていない登場人物あるいは動物が登場することはありません。
・回答は「犯人」および「そこに至る推理の過程」を文章にまとめて企画者に提出してください。「犯人」が動物である場合等は、その旨明記してください。回答は推理の経過を過不足なく説明しているものであれば何文字でもかまいませんが、なるべくエレガントな回答であることが望ましいです。
・この問題に限っては、制限時間は特に設けません。ただし、正解しても特に点数は与えられませんのでご注意ください。

ちなみにこれは「第6回アメリカ横断ウルトラクイズ」第2チェックポイント・サイパンの企画のオマージュです。そちらのほうでは『ウルトラクイズ殺人事件』という本を読ませて犯人を当てるというものでしたが、こちらは本ではなく短編小説の形式にする予定でした。ミステリーものを問題にするのは「高校生クイズ」にもありました。犯行現場(という想定の部屋)を高校生らが訪れ密室殺人事件のトリックを当てるものでした。
ミステリー好きとしては、これをペーパーでやりたかったのです。そして、トリックやらプロットやらも考え、内容は決まっていました。それでもボツにしたのはいろいろ懸念事項があったからです。つまり、問題文が長すぎてペーパーの印刷代がかさむとか、ペーパークイズの時間内に解けるわけがない問題を出題していいのかどうかとか、そもそも問題そのものをどうやって検討するのかとか(他の企画者にミステリー好きがいませんし)、そして全員が挑戦しなければならないペーパーという場で出題するには不適ではないかとか。そして最大のポイントは考案しているプロットそのものがかなりアレ(どう考えても人を選ぶ)という問題もあり、ボツにしました。ペーパーとして出題するには不適にしても、活かす方法はある気がしますが、ううむ。