古本屋で手ごろな値段になったからということで今更ながら読んでみました。
とりあえず、十分な下地となる読書経験が無いときつい本ですね。ベテラン作家対象の文学賞云々の章はクイズ知識で読んでいるという具合でしたし。まだまだ本を読まないとダメだな、と痛感した次第。せっかくの夏休みですし、いろいろ読んでみましょうか。

同名ドラマのノベライズ。「ロッカー」「死体くさい」「親切すぎる家族」「ゴミが捨てられない」「恐怖の手触り」「プレゼント」「友人」の七編からなっています。「友人」は作者のオリジナルで残りの六つが初期作品のノベライズなのですが、オチがドラマとは違っているものがあります。
個人的には「親切すぎる家族」のオチが気に入っていたので、小説版のオチは納得いきません。オチを変更することでハッピーエンドにしたということなのでしょうが、あれはあれでハッピーエンドなんですってば。