読書の話題。


沼正三家畜人ヤプー」(都市出版社)


まず、作者の想像力に脱帽。言葉遊びもそうだけれども、ヤプーの用途を事細かに解説してある辺り、作者の並々ならぬ知識と妄想力を感じさせる。
ストーリーは伏字だらけになりそうであるし、ここには書きようが無い。ごく簡単に言えば、日本人がヤプーとして家畜化され、白人崇拝が当たり前になった未来の話。
某クイズ本にある「瀬部麟一郎の活躍を描いた〜」のくだりにM氏が突っ込みを入れていたけれども、確かにあれは「活躍」とは言わない。「確かに」というか「断じて」というか。