昨日某氏のサイトを見て二巻が出ていることに気付きまして、さっそく買ってきました。
思えば一年半前に出て以来ですから、長く待ちましたよ。
相変わらず、まったりしているのに笑える内容がたまりません。所々に出てくる博多弁がまた良い雰囲気ですし。
本作は、私の基準では四コマ漫画の中で「まじかるストロベリィ」と双璧をなしています(なんとなくマイナーであるところもそうですが)。次に読むときまでまったり待ちましょうか。

今旬号の本誌付録CDのラジオドラマでだいぶん笑えたこともあって購入してみました。本誌連載はぶつ切りにしか読んでいませんでしたので。
マッサージのことになると人が変わってしまう主人公の性格が面白い作品です。少女漫画としてもきちんと流れていきますし。


余計なことですが、あん摩マッサージ指圧師試験について調べてみました。
どうやら、基本的には高校を卒業した後で養成施設に通わなければならないようです。マッサージ師になるのも、いろいろ面倒なんですね。
(参考:http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/15.html
ちなみに試験科目は、
医療概論(医学史を除く。)、衛生学・公衆衛生学、関係法規、解剖学、生理学、病理学概論、臨床医学総論、臨床医学各論、リハビリテーション医学、東洋医学概論・経絡経穴概論、あん摩マッサージ指圧理論及び東洋医学臨床論


ねぇ、実技は? マッサージの実技は?
実技試験が無いのに資格を認めてしまって大丈夫なのでしょうか……養成施設に通っているから大丈夫ということなのでしょうけれども、ちょっとツッコミどころですな。

  • 中野好夫「文学の常識」(角川文庫/C?)

文学論の類は殆ど読んだことがないので、ずいぶん参考になるところがあります。
文学が人間を描いたものであるということを前提にするなら、文学を心底楽しんで読むためには、自分がまず人間観察をしなければならないわけですな。うーむ。困ったぞ。
巻末の「どんな文学作品を読むべきか」のあたりは、「名前は知っているけど読んだことは無い」という作品がズラズラズラズラ……と並んでいます。ああ、私ってば教養が無いのね。