野矢茂樹「無限論の教室」(講談社現代新書/S)


無限の概念から始まって、不完全性定理の証明の概略までを平易に解説してあります。無限に関して、いくつか疑問に思っていたところをすっきり解決してくれたと言う意味で良書でした。どうせなら、高校生のころに読んでおきたかったのですが、それは今だから言えること。
今になって、高校生のころに良書を読み漁っておかなかったことが「知識の欠如」と「偏った性格」を作っているのだろうなと思うと、若いころに接した文化の重要性というものをつくづく感じずにはいられません。


今更の話なんですけどね。
もう、高校卒業して3年になろうとしていますし………


凡例:
S:新書として購入
A:古書として購入(半額程度)
B:古書として購入(四分の一程度)
C:古書として100円以下で購入


そういえば角川で100円の文庫本シリーズがありましたね。「赤恥青恥」の問題集しか買った事はありませんけど。