気分転換に作った詰将棋です。19手詰。
初期配置が点対称になりそこなっているのがちょっと残念。



答えは下から。


3三金、同玉(※1)、1一角、2二桂合(※2)、2五桂、同金、2二角成、同玉、4二飛成、3二飛合、3四桂、1一玉、1二銀、同飛、同竜、同玉、3二飛、1一玉、2二飛成まで19手詰。
(※1)同桂は4二飛成、3二飛合、3一角。1一玉は1二銀。
(※2)香合などは「2五桂、同金」の2手を省いても詰む(桂余り)ため、2手短い。この2手は指すこともできるが、それは変別として誤答扱い。
(※3)玉方5四歩が無いと3手目から「2五桂、同金、1一角、2二桂合」の手順前後が成立します。5四歩があると、3手目の2五桂には3二玉とかわし、「5四角」を打つことが出来ずに逃れられます。


飛車が活用できない状況なので、とりあえず初手は3二金が自然な手ですが、同玉、4一角、3一玉、2二銀、同玉、4二飛成、1一玉と進むと桂馬だけでは詰まない状態。そこで3三金の初手がちょっと指しづらい手。その後は合駒読みを二回要求されますが、収束は既成手筋ですので難易度的にはそれほど難しくありません。