■

詰将棋第17日
昨日の問題を再掲する。

┬──┬──┬──┬──┬──┐
│＿＿│＿＿│＿＿│▽桂│▽香│一
┼──┼──┼──┼──┼──┤ 　
│＿＿│＿＿│▲金│＿＿│＿＿│二
┼──┼──┼──┼──┼──┤ 　
｜＿＿│＿＿│▲歩│▽歩│▽玉│三
┼──┼──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│▲香│＿＿│▽歩│四
┼──┼──┼──┼──┼──┤
│＿＿│▲角│＿＿│▲歩│＿＿│五
┼──┼──┼──┼──┼──┤
│▽角│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六
┼──┼──┼──┼──┼──┤ 　
持ち駒：金三

作意解は▲２四金、▽同歩、▲２三金、▽同玉、▲２二金、▽同玉、▲３二歩成、▽１三玉、▲２三金、▽同玉、▲３三香成、▽１三玉、▲２三成香まで13手詰。
３四の香を動かさないと角が使えない。そのためには３三の歩が邪魔になる。ならば３二の金を消さなければ成らない。そこに気付けばあとは金をとにかく捨てて玉を誘導し、邪魔駒を消していくだけ。玉方の角は最終手を限定するためのものであって、それ以上の役目があるわけではない。
最初の二手はもともと入れる気はなかったのだが、その時点で金を三枚捨てているのだからどうせなら金を四枚捨てるようにしたほうが綺麗だろうと思って付け加えたもの。こういう次々に駒を捨てていくというのは、煙詰めもそうだけれども、割と好きである。