積んでいた本を引っ掻き回していたら発見したので再読。古今の詰将棋を100題収録した書籍である。中学生の頃に購入して、もう何回読んだかという本なのだが、最近詰将棋の本を読んでいなかったので刺激を得るにはちょうど良かった。並べるだけで面白いというのは詰将棋の理想的な形の一つではある。

1手詰、3手詰が合計100問。スラスラ解けるのでストレスは無いが、ちょっと物足りないかもしれない。ただ、最近あまり問題を解いていないせいか、簡単な3手詰でも迷うような場面があって、はっとさせられた。まだまだ頭の柔らかさを取り戻せているわけではないようだ。他の詰将棋の本を探しているのだが、なかなか出てこない。

同名のコミックの小説版。幻の歌劇の再演のために主人公達が四苦八苦するという話なのだけれども、それがなかなか面白いわけで。藤咲氏は月天の小説版も書いていたので久しぶりに読むことになる。嗚呼、死ぬまでに一回はイタリアに行ってみたい。

家庭教師がテーマのコメディ。どうしてこう、妙にエロネタに走るのかという……まあ、爽やかだから無問題。宿田アイというのは明らかに「宿題」から名づけられたのだろうけど、「濱中」って何だろう。中学校かな?

  • 花見沢Q太郎「REC(1)」(小学館

昨日初めてアニメを観たのに触発されて読んでみた。アニメのタイトルって全部オードリー・ヘプバーンが主演の映画なのね。「噂の二人」はシャーリー・マクレーンもいるけど。
声優のことは余り知らないが、声優学校を卒業するのが年間1万人という台詞がリアルだと思った。Yahho!さんのところを見てみたが、私が名前を知っているレベルの声優で20歳なのは沢城みゆきくらいのようで。

少女としてアイドルデビューすることになった少年の話。テーマとしては珍しいけれども、内容としてはアイドルものには珍しくないというか何というか……ただ、8年前の作品だからね。「局所的」に話題になった「ないしょのつぼみ」は未読。

絶望先生」が面白いのであれば他の作品も面白いだろうという安直な発想のもとに購入。確かに面白いのだけれども、共感できないぶん、面白さが薄まっている気がする。たぶん「絶望した!」のあたりが無いからだろう。
ところで作中に「ローシュタイン回廊」が出てきたので調べていたのだが、ネットで調べた限りでは、この名前はゲーム中の創作のようである。マンオブのボードに出てきていたから、きちんとした出典があると思っていたのだが、どうも文献の類が見つからない。はて、どうしたものだろう。