「残酷」と言ってはいるけれども、基本的にはヤラセ満載のモンド映像。
ウミガメのシーンと牛の斬首シーンは本物らしいけど、日本の風習のところを見れば分かるとおり、明らかにウケ狙いで風習を「面白おかしく」撮っているシーンがちらほら。シーンのつなぎ方も「愛犬ブームで犬を丁重に弔う」シーンの直後に「旨そうに犬肉を食らう」シーンを入れるなど、変に観客を刺激しようとしている。
ヤラセだと分かって観るのであれば、あまり面白くないかも。

17分 食用豚の屠殺
20分 アメリカ愛犬ブーム
22分 台北・犬鍋
25分 フォアグラ用ガチョウの給餌
26分 日本・肉をやわらかくするため一日8時間牛をマッサージ。一日6リットルのビールを飲ませる。
33分 虫食う人々inニューヨーク
36分 イタリア。祭でキリストが通る前に、足を切って道路に血を流しておく。
48分 仰向けになったウミガメ
52分 サメに毒ウニを食わせる
64分 東京の公衆浴場。温泉に男を五人並べ、下着の女が体を洗う「東京温泉」。1000万人の住む東京では毎日600万人の女性が400万人の男性の世話をする。
73分 スクラップ工場
75分 イブ・クレインの作品製作過程。裸女に青いペンキを塗り、音楽に合わせて躍らせてキャンバスの上に型を取る。
86分 軍隊の式典。雄牛四頭の斬首。
87分 ポルトガル。フォルターダ(牛追い祭)。
93分 パプアニューギニア貨物機信仰

  • 「ジャンク〜総集編〜」

このシリーズはフェイクがかなり在るらしいから総集編を借りてきたのだが、どれがフェイクなのか今ひとつ分からない。G・ウォーレスの狙撃やインディ500のクラッシュなどはもちろん本物だろうけど、後半はだんだん怪しくなってくる。素人が撮ったにしてはカメラワークが巧すぎたり、逆に決定的瞬間が起こっている真っ最中に無関係の近くの人を撮影してみたり……
詳細については後日。