近所の本屋で買いそびれていた「ユリイカ」の8月臨時増刊号を購入した。特集が「オタクVSサブカルチャー」。最近では「モテVS非モテ」の論争の方が活発らしいが、私には火の粉すら飛んでこないのでどこが論点になっているのかも良く分からない。ということで、とりあえずオタクとサブカルである。
ただ、私は特段どちらが正しいと思っているわけでもなく、対立構造も知ったことではない。どちらに属しているかといえばオタクなのだろうが、かといってオタクの人々の中で話を合わせられるほど知識があるわけでもない。そんな生半可な野郎が読む動機といえば唯一つ、濃い話が読みたいからである。どんなジャンルであるにせよ、濃い話が出来るというのは羨ましいことだ。
ま、それはさておき、雑誌の内容はいつものユリイカ。最後に載せられているサブカルチャー年表は一読に値する。懐かしいったらありゃしない。オリコンの古池社長が亡くなったのは四年も前のことであるし、エヴァの劇場版の公開とモーニング娘。のデビューが共に1997年の同時期であるし、昔を思い出しつつ読むとなかなか面白い。
ところで、今月号のユリイカが「攻殻機動隊」特集だと思って買ってみたら「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」というテレビアニメ版の特集だった。それが全体の三分の二を占めている。残念ながら私は劇場版は知っているが、テレビアニメの方は良く知らない。あはは。どうしたものだか。