乱歩地獄
11月上旬よりシネセゾン渋谷、テアトル新宿にてロードショー!
http://www.albatros-film.com/movie/rampo.html

幻想的な悪夢譚の『火星の運河』。鏡に魅了された男の狂気を描いた『鏡地獄』。身体機能を失った夫と、彼に性的暴力を加える妻の歪んだ愛のかたちを見つめる『芋虫』。憧れの女優を手に入れようとする男の壮絶な一方通行の恋を、ユーモアを交えて描きだす『蟲』。

ということで、江戸川乱歩原作の短編小説四編がオムニバス形式で映画化される。
いつだったか乱歩展に行ったときに告知ポスターを見かけて気にはなっていたのだが、とうとうロードショーの詳細が確定したということで取り上げてみた。


最近映画館には行っていなかったが、こればかりはチェックしなくては。
公式サイトのアドレスは以下の通り。
http://www.rampojigoku.com/
ストーリー紹介、予告編ムービー、インタビューなどが掲載されている。


キャストも発表されていた。浅野忠信はとりあえず置いておくとして……
「蟲」に緒川たまきが出てるね。
虫に冒され朽ち果てゆく死体の役か……
トリビアの泉」の印象が強いから、どうなるかなというところは楽しみではある。


ところでストーリーを見る限り、原作に脚色がかかっているみたい。「芋虫」なんて妻も同じ姿になると言い出すそうだし、屋根裏の散歩者が混ざっているし、しかもその散歩者の名前が「平井太郎(注:乱歩の本名)」って。
ああ、もう、今から気になって仕方ない。久しぶりに原作を読み返すか。
(注:ちょっと熱が冷めたので文章の一部を替えてあります@am5:23)