吉祥寺界隈の三つの本屋で発見できなかったので、今日は意を決してアニメイトに行くことにした。今日も無かったらどうしようかと思っていたのだが、行ってみると平積み状態。さすがアニメイト


そもそもこの作品は読み始めたのが遅かったので殆ど未読の話だった。どうやって始まったのかも知らなかったので、そう考えると初めて読むようなもの。そちらのほうが新鮮味があるのはいい。
ストーリーは主人公の日下部光太が公園で謎の鉢植えを見つけるところから始まる。光太がそれを持って帰ってみたところ、そこから花の妖精が現れる。ここまでならメルヘンチックな話ということで終わるのだけれども、その妖精が何となく妖精らしくないあたりがポイント。やたら話をかき回してくる。ただ、子育てとはまた違うわけで……荒んでいるときなぞに読むといいのではなかろうかと。


で、ここで掲載されているのは日夏が新しい鉢植えを見つけるところまで。要するにニコことニコラチェノフスキーが出てくる直前まで。2巻を出すことの布石なのだろうけれども、いつ出るのだろうか。

今回は生徒手帳の伏線を回収しつつ、基本的には主人公たちの関係の変化をなぞっている。描き方としてはどうなのだろう。こういう作品を通して追体験することができない高校生活を送った輩には良く分からない。
最後のあれでおそらく一波乱を乗り越えたことになるのだろうから、ここから収束に向かっていくのだろう。そういえば今回は魔法があまり出てこない。1stは研修生という設定だったから当然魔法を使うことになるわけだけれども、今回は必然ではないからなあ。