2005-04-25 ■ 読書 齊藤勇「自己チュウにはわけがある」(文春新書/S) 内容を要約すると、 自己チュウはやりすぎると迷惑になる。しかし現実を直視しすぎると人生が面白くない。どうせ人間なんて自己チュウなのだから、ポジティブに考えて生きましょう。 といったところか。 実際には自己チュウ以外の心理学のトピックスも易しく解説してある。 実験のデータを豊富に引用しながら議論が進むので、説得力の面では問題ないだろうし、心配性な人が読むには適していると思う。「ああ、それはやったことがある」と膝を叩くこと数回。