町山智浩柳下毅一郎「ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判」(洋泉社/S)
タイトルに「裁判」とある通り、近年公開されてヒットした映画を斬って斬って斬りまくる辛口映画評論。先日M氏に教えていただいた。
ただ辛口というわけではない。読んでいて笑ってしまうほどのディープなネタがちりばめられていて、読んでいて飽きることが無い。見たことの無い映画でも面白いけれども、やはり面白いのは自分で見たことのある映画が登場するとき。嬉しいことに私が高校生時代に映画館に観にいった映画を次々に狙い撃ちにしてくれるものだから、悔しいやら感心するやら。
久しぶりに映画を見たいという衝動に駆られたね。刺激を与えてくれるものというのは貴重なものであるわけで、いやはや。