撲殺天使ドクロちゃん
原作第一話をそのままギャグアニメ化してある。
顔を使った表現が多いのだが、あれはやりすぎのような気もする。そこまで表情壊さなくても。
で、アニメ化最大の障害と思われる撲殺の表現は、血飛沫以外を「ただいま工事中」の表現を使うことで回避したようで。さすがに原作どおりには行かなかったか。サバトが桜と衝突したときにサバトの頭にピンク色のものが出ていたけれども、それくらい。
参考までに、第一話の最初の撲殺シーンを引用しておこう。

僕の叫びは、その少女が突き出した鉄の棘がたくさん付いた鋼鉄のバットで中断されました。彼女が僕の即頭部をその凶器で思いっきり殴ったのです。
<ぼくじゅあああ!!>という音がして飛び散る脳髄、吹き飛ぶ目玉、地肌を残したままの髪の毛が、だらり、と窓に張り付きました。
彼女はとっても恥ずかしがりやなのです。

これをアニメ化できるようになる日は……来ないだろうな。
とはいえ、「エルフェンリート」の四肢切断・首チ○ンパなどと違って、悲劇性の「ひ」の字もないのでそこは安心して観られるといったところか。文字だけ見るとグロそうなのに、そこを巧く消してある。