吹雪の雪山で遭難した4人の男がたまたま小屋を見つけて、そこに逃げ込んだ。一安心した4人だったが、すでに日も沈んでいるうえに室内にすきま風が流れ込んできて寒くてたまらない。そこで、室内で以下のような運動をすることになった。
まず4人が部屋の隅に立った。最初の男は壁づたいに室内を歩き、次の隅にたどり着いたらそこにいる男の肩をたたく。肩をたたかれた男は、同様に壁づたいに歩き、次の隅にたどり着いたら、そこにいる男の肩をたたく。以下同様に、時計回りに壁をまわりながら歩いていく。
4人の男は、そのまま朝になるまで室内を歩き続けた。

質問:この話が成立するにはどういう条件が必要でしょう?




答え:小屋の形が三角形だった。


部屋が四角形だとこの運動が出来ないというのはベタなのですが(そして「幽霊が一人いたのでは?」といった意味で怪談話になる)、三角形だと可能になるわけです。あるいは、部屋そのものは四角形でも室内に仕切りの壁があって動ける範囲が三角形になっているとか。