昨日の続きです。


【No.3】
アメリ
監督:ジャン・ピエール・ジュネ
主演:オドレイ・トトゥ
配給会社:アルバトロス
私的評価:★★★★☆
視聴形式:レンタルビデオ


配給がアルバトロス……いや、なんでもないです。配給会社がどこかということには関係なく、この映画は一回観ておきたかったので観ただけです。
子供の頃の影響で妄想好きのまま大人になってしまったヒロインが、ひょんなことからいたずらというか、遊びというか、そういうものをあちことに仕掛けていくようになるのですが、その途上で出会った男に惚れてしまいそれから紆余曲折を経てようやく結ばれるという話です。で、ポイントになるのがその「いたずら」でしょう。まず家の床下から四十年前に少年が隠したおもちゃを発見し、それを成長した持ち主のもとに返すのですが、この返し方が変わっています。いろいろ尋ねまわって持ち主を発見したあと、おもちゃを公衆電話の電話ボックスに隠しておいて持ち主をその電話のところまで誘い出し、そうやって自分の顔は出さないまま、近くでかつて少年だった男の喜ぶ様を見ているだけ。また、別の場面では夫に浮気されて出て行かれた妻のために一肌脱いであげるなど、とにかく善意のある「いたずら」であるわけです。まぁ、そうとは言えないような場合もありますけど、だいたいクスリと笑えてしまうような「いたずら」です。
話の展開も良ければ、カメラワークもユニークですし、音楽もちょうど良い感じ。さらに「小ネタ」がちりばめられているところも面白いです。アメリがらみの話ではなくても、カフェの店員のエピソードなど色々と見所があって、腹を抱えて笑うわけではないものの、クスリと笑えます。よく出来たコメディだと思います。


でも、アルバトロスなんですよねえ……


【No.4】
『ターミナル・ベロシティ』
監督:デラン・サラフィアン
主演:チャーリー・シーン
私的評価:★☆☆☆☆
視聴形式:テレビ放映


スパイアクションものの映画です。ありがちといえばありがちと言うことも出来ますが……やっぱりありがちです。盛り上がりどころもアクションシーンもありますが……ううむ。
ただ、最後のダイビングのシーンは見所かと思います。スカイダイビングもいろいろと使い道があるんですね。ああ、私もダイブしたいなぁ。山の……空から。


それはそうと来週放映の『フラッド』のキャッチコピー「どばばばザッブーン」に噴きました。センスがあるのかないのかさっぱり分かりません。