クイズの企画は大きく分けて二種類に分類できます。「早押しメイン」か「知識メイン」か。今回行う予定なのは「早押しメイン」ではなくて「知識メイン」ですので、そのためにも基本的に既出問題を出題するつもりはありません。さすがに既存のクイズ本をチェックしつくすような芸当は出来ませんので何問かはかぶることもあるでしょうが、少なくともクイズ本を出典としたクイズ作成はしていません。企画の準備期間が極端に短いなら止むを得ないですが、既出問題の引用ばかりではつまらないですし……
さて、この場合に問題になるのは問題の難易度の匙加減。改めて企画用の問題を眺めてみると難易度が若干高めのような気はします。要するにベタ問題の類が全くないので、「この問題は易しい」と自信を持って断言できる問題があまりないんですね。それは仕方のないところではありますが、一種の危険性をも孕んだ状況ではあります。以前は「16問連続スルー」のようなこともやっていますし……今回は連続スルーがなるべく出ないようにしたいところです。
もっとも、昔に比べれば随分易しくなっているはずなんですけどね。少なくとも「問題を聞いても答えを聞いても意味が分からない」というレベルの問題はあまり無いはずです。年を取れば取るほど問題が易しくなるといえば退化しているような気もしますが、要するに昔の問題が無茶苦茶だったというだけですので……