ネット上に日記を書くようになって約三年半。ふと、旧サイトの日記のデータがネット上に残っているのではなかろうかと思って調べてみたら「InternetArchive」に11日分だけ残っていた。あのサイトはメジャーなサイトだけを残しているのかと思ったら、そうでもないのね。個人情報を出しているわけではないので直接影響があるわけではないけれども、過去の日記が晒されているのはあまり心地良いものではないし、なにより恥ずかしい。


ということで羞恥心について調べていたら、こんな論文を見つけた。
「羞恥場面での体裁の取り繕いに関する事例的研究〜アダルトビデオのレンタル場面における客とビデオ店の対処攻略について」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~sken/hp/articles/papers/ken.1996.pdf


こういうのを真面目に研究するバカらしさが好きだ。
で、肝心の内容なのだけれども、調査によればAVを借りるときに恥ずかしさを回避するために行われる戦略は四つに分かれるのだそうだ。


1.他人行儀……ビデオ店の店員を「赤の他人」にしておく。
「わざと無愛想に振舞う」「店員と視線を合わせない」。


2.隠蔽工作……自分の姿を極力他人に見せないようにする。
「カウンターに人がいないことを確認する」「借りたらすぐにその場を去る」


3.偽装工作……偽りの自己像を積極的に印象付けようとする。
「とりあえず一般のビデオコーナーをまわってみる」「カウンターで、一般作品に関心があるように装う」


4.関与否認……AVにこだわっていないことをアピールする。
「一度借りたら連続してレンタルしない」「選ぶときに時間をかけない」


分かったら何かメリットがあるというものではないのだが、よく分析したと言いたい。