詰将棋リハビリ五日目。


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│__│__│__│▲金│一
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│__│__│▽玉│__│二
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│▲歩│▽歩│▽歩│▽歩│三
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│__│__│__│__│四
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│__│__│▲歩│__│五
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持ち駒:角、金、桂


合宿中も暇を見ては駒をいじっていたところ、こんな問題が出来た。難易度は低いので軽い頭の体操代わりにでも。


前回の答えは以下の通り。
▲5二龍、▽同香、▲3三金、▽同桂、▲2三金、▽同桂、▲2一飛成まで七手詰。


よく見たら一手目と三手目が手順前後になっていた。検討不足だ。
最近では将棋ソフトでも余詰め当の検討が出来るわけだから、そのうち一つ買っておこうと思う。

長山靖生千里眼事件」(平凡社新書


いつだったか薦められたのを思い出して読んでみた。
千里眼」というのは要するに透視のことで、明治末期にブームになった。その火付け役になったのが御船千鶴子という女性。その能力を福来友吉という科学者が実験で試し、見事に実験に成功したためにブームを引き起こすこととなった。ただし、ここには疑惑が耐えなかった。実験方法を指定してくる、実験の再現に必ずしも成功するわけではない等、必ずしも完全な実験を行うことが出来たわけではないのである。しかし、マスコミを含め周囲は御船の能力を持ち上げ、さらに別に千里眼の能力を持つと言い出す者まで現れるようになってますます騒動は大きくなっていく。そうした顛末を当時の新聞などの資料を示して詳細に解説している。